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『クラシック音楽を身近に感じてもらえるように』

令和5年度 紫波総合高等学校 芸術鑑賞会

今年度は紫鷲祭2日目に実施された芸術鑑賞会。
今年は一関市出身で現在大学院でオペラを学んでいる『菅原実華子』さん、ピアノ伴奏に『林菜月』さんをお招きして開催しました。

伸びやかで美しい歌声に夢中になる生徒たち

情景が目に浮かぶような素晴らしい表現力に、まるで劇場でオペラを鑑賞しているかのような気分になりました。

「『カーロ・ミオ・ベン』は知っていたし、授業でも歌っていたけれど、全く知らない曲のように聞けたし、他の曲は知らないものが多かったが、気にせず聞き入ることができました。」(1年男子)
「元の声色と歌い始めたときの声色の違いに驚いた。高い音程でありながらよくとおる美しい声が長い時間続くのは、多くの努力が込められていると感じた。」(3年女子)
「力強い歌でもやわらかな曲でも歌いこなしていてすごかったです。」(1年女子)
「歌の最中の動きや表情でも、感情や歌詞の意味を伝えてくれているように感じました。」(1年女子)
「オペラを聴いたことがなかったので、いい経験になりました。」(3年男子」
「音楽とかは難しいイメージがあったけれど、自分でも楽しめるんだと思い、また何か機会があればオペラを見に行ってみたいと思った。」(2年男子)

生徒感想より抜粋
歌に込められた意味を解説する菅原さん。

ひとつひとつ曲の背景やイタリア語の意味などを分かりやすく説明していただき、オペラを身近に感じる事ができた生徒たち。

軽妙なトークにも盛り上がりました。
かけ声も教えていただきました。

「実華子さんの笑顔、とてもすてきでした。」(1年女子)
「歌の合間に挟んでくれる解説や雑談も聞きやすくて面白かったです。」(1年女子)
「『ブラボー』というのは男性に対して使われて、女性には『ブラバー』というのだとわかり驚きました。」(1年男子)
「ブラバー、ブラボー、ブラビー、ちゃんと覚えておきます!」(1年女子)※「ブラビー」は複数形
「『ブラバー』や『ブラビー』といった賞賛の声を出すことができてよかった」(3年男子)

生徒感想より抜粋
ピアノ演奏を披露してくれた林さん。

2部はピアノ演奏からスタート♪
ドビュッシーの「月光」を聴きながら、自分がイメージした月の光に想いを馳せながら生徒たちは耳を傾けていました。

どんな月の光を思い浮かべたのでしょうか…

「優しくつつみこんでくれる音で、私は“月光をたよりにして本を読んでいる”という風景が浮かんできた。」(2年女子)
「丘の上に登って、月を眺めているように感じました。」(1年女子)
「水辺で月の光に照らされている。優しい音が聞けてよかったです。」(1年男子)

生徒感想より抜粋
最後は音楽部&会場みんなで「ふるさと」を合唱。

「みんなになじみのある『ふるさと』を一緒に歌えてうれしかった。」(3年女子)
「最後にみんなで『ふるさと』を歌えてうれしかったし、思い出になりました。」(1年女子)

生徒感想より抜粋
美しい歌声と音色に満たされた本校生徒ホール
2階、3階からも鑑賞しました。

「ドレスも美しかったです。白のドレスも赤のドレスもきれいでした。」(3年女子)
「ドレスの色もテーマに合わせて赤と白にしたところが、どちらも似合っていて美しいなと思いました。」(1年女子)
「大迫力の歌声と、優しく芯のあるピアノの演奏、どちらも本当に素敵だったし、話も面白かったので、最初から最後まで本当に楽しかったです。」(3年女子)
「お二人の息の合った演奏や歌声、とても響きました。今回の芸術鑑賞を忘れません。」(1年女子)
「お二方の演奏と歌は何かを造り出せるんだと思います。」(1年女子)
「私も好きなことを見つけ、その好きなことを極められるように頑張りたいです。」(2年女子)

生徒感想より抜粋

菅原さん、林さん、とてもステキな時間をありがとうございました!
ブラービー!!

<生徒の皆さんへ>

クイズの答えが気になっていた人もいましたね。
菅原さんから伺っております。

正解は「パードレ4回、ラダメス1回」でした。
当たりましたか?

なお、皆さんのあふれる思いの詰まった感想用紙は、すべて菅原さんにお届けします。